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サケナリについて

日本酒に人生を懸けている人が、まだどこにも話していないことを聞かせてもらう。
それだけを役目にしているメディアです。

取材は、杯を合わせるようなものだと思っています。だから、サケナリです。

日本酒の業界は右肩下がりだと言われ、蔵の数も減り続けています。それでもこの酒に人生を懸けている人が、日本中にいます。つくる人、売る人、伝える人。立場は違っても、それぞれに「この酒でなければいけなかった理由」があります。

サケナリは、その理由を聞きに行くメディアです。よく整理された会社紹介ではなく、まだどこにも書かれていない一言を持ち帰ることだけを考えています。記事は公開前に必ずご本人に確認していただき、言いたくないことは載せません。

卓に並んだ猪口
NAME杯と杯が触れて、音が鳴る。
その瞬間に、上下ではなく、対等な二人の場が立ち上がる。

サケナリという名前について

酒鳴SAKENARI

インタビューとは、二人で杯を合わせることだ、という比喩から名前を取りました。分析でも聴取でもなく、杯を合わせるように話を聞きたい。その姿勢をそのまま名前にしています。

「〜なり」という古語の断定にも読めるところも、気に入っています。表記はサケナリ(カタカナ)を正式とし、ロゴではSAKENARIを使います。漢字の「酒鳴」は、由来を説明するときだけのものです。

STORY

なぜ、このメディアを
始めたのか。

髙木 俊(としぞう)
髙木 俊としぞう/サケナリ 編集・取材

日本酒の業界に、10年いました。

つくる現場にも、売る現場にも、伝える現場にもいました。若い蔵人が辞めていくのも、長く付き合いのあった酒屋さんが静かに店を閉めるのも、すぐ近くで見てきました。当時の自分は、それを「そういうものだ」と受け止めていたと思います。目の前の一日をまわすことで、精一杯だったので。

いまは業界を離れて、ITのフリーランスとして働いています。離れてから、数字で業界を見るようになりました。蔵の数は減り続けていて、止まる気配がない。中にいたときには、見えていなかったものです。

いつか、お世話になったこの業界に恩返しがしたい。ずっとそう思っていました。ITの力でできることがあるはずだ、とも。ただ、いざ何をするかを考えたときに、手が止まりました。

「恩返しがしたい、と言いながら、自分は業界のことを何も知らないままでした」

自分が知っているのは、自分がいた10年ぶんの現場だけです。いま、蔵元が何に困っているのか。酒販店が何をやめて、何を残したのか。発信をしている人が、どこで数字を捨てたのか。何も知らないまま「業界のために」と言うのは、たぶんいちばん失礼なことだと思いました。

だから、会いに行くことにしました。サケナリは、そのための場所です。取材という形をとっていますが、やっていることは、自分が知らなかったことを一つずつ教えてもらう作業に近いと思っています。

評論はしません。同じ業界にいた人間として、聞かせてもらう。その立ち位置だけは、これから何本書いても変えないつもりです。
いつか100人に会ったころには、「なぜ、日本酒なのか」の答えが100通り並んでいるはずです。それはきっと、いま業界の外にいる自分にできる、いちばんまっとうな恩返しの形だと思っています。

QUESTIONS

全員に、必ず聞いている質問があります。

「なぜ、日本酒なんですか」
メディアの名前とサブタイトルに、そのまま重なる質問です。100本たまれば、100通りの「この酒でなければいけなかった理由」が並びます。
「同業の人が言っていることで、実は自分は違うと思っていることはありますか」
ほかのメディアではまず聞かれない質問です。答えていただいた時点で、それは「他では言っていない話」になります。
「いま、いちばん手が回っていないことは何ですか」
記事の締めとして機能しつつ、事業の現在地がいちばん正直に出るところです。ここだけは、毎回いちばん最後に聞いています。

業界全体の話は、序盤には置きません。先に業界の話を振ると、多くの方が一般論で答えてしまい、そこから個人の実感には降りにくくなるからです。
まず自社のこだわりを語っていただいて、熱を持った状態をつくってから業界の話に移す。この順番だけは、毎回変えないようにしています。

MEMBERS

運営メンバー

髙木 俊(としぞう)

髙木 俊としぞう

編集・取材/インタビュアー

日本酒業界におよそ10年。現在はITのフリーランスとして働いています。いつかお世話になった業界に恩返しをしたいという思いがあり、そのためにまず、いろいろな人のやり方を知る必要があると考えて取材を始めました。

評論ではなく、同じ業界にいた人間として聞かせてもらう。その立ち位置を守っています。日本酒交流会「酒サロン」の共同主催でもあります。

松永 勇樹

松永 勇樹

企画・編集/コミュニティ立ち上げ支援

普段は、事業者のコミュニティの立ち上げと運用を支援しています。人が集まって続いていく場のつくり方をずっと考えてきて、その延長で日本酒を軸にした場にも関わるようになりました。

サケナリでは企画と編集、サイトの制作を担当しています。取材で出てきた困りごとに、そのまま手を動かして応えられる形にしたい。日本酒交流会「酒サロン」の共同主催でもあります。

WHO WE VISIT

「蔵」に限りません。

日本酒を軸に事業をしている方であれば、規模も地域も問いません。つくる人だけでなく、売る人、届ける人、伝える人まで含めて「この酒に人生を懸けている人」だと考えています。

1回の取材からは、インタビュー記事を出します。撮影ができた回は、動画とその切り抜きも公開します。取材の記録は、いずれ一冊にまとめたいと思っています。

インタビューを読む
取材させていただいている方
酒蔵(蔵元・杜氏・蔵人)
酒販店
日本酒バー・居酒屋などの飲食店
日本酒インフルエンサー・発信者
日本酒ツアー・体験の運営者
その他、日本酒を軸に事業をされている方

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